ダイビングを始めるきっかけベスト5
こんにちは!ダイビングインストラクターのかっきーです◎
暖かくなってきて海の遊びも視野に入ってくるシーズンですね(^^♪
今回は最近のダイビングを始めてみるきっかけベスト5をご紹介✨
※昨年夏~今年3月までの筆者調べです◎
5位 水族館が好きだけど、もっと間近で生き物を見たかった
生物好きなら誰しもリアルな海の中は行ってみたくなりますよね!
具体的な理由も紹介します◎
大物を見たい
ダイビング業界ではジンベエザメをはじめ、マンタやクジラなどの体長や体高が大きな生物(何cm以上等の基準はありませんよ(^^))
のこと総称して「大物(おおもの)」と呼んでいます。
ダイバーに人気の大物をざっと紹介してみます(*´ω`)
ジンベエザメ
古くから海の神様として尊重されてきた魚類最大の種、それがジンベエザメです。
まさに魚類の王様です✨
マンタ
エイの仲間には地面で半分砂に潜ってのんびりしている種類と、ずーっとパタパタ水中を飛んでいる種類の2パターンがいます。
マンタはパタパタ飛んでいる派のエイの中でもひときわ大きな種類の魚です◎
体長3~4mを超えるような巨体で優雅に泳ぐ姿を観れれば感動間違いなしです!
ザトウクジラ
たくさんの種類が確認されているクジラの中でも、もっともダイバーに親しみやすいクジラがザトウクジラです。
魚ではなく哺乳類なので、魚類最大の体長6~10mのジンベエザメよりはるかに大きいです( ゚Д゚)
その大きさはなんと15m・・・でかすぎ!迫力がハンパじゃないですよ(*´ω`*)
自分の目で生態系を見てみたい
水族館で展示されている生き物たちも、海の中では見え方がだいぶ違ってきます。
水族館と本物の海でのギャップが大きな生き物をちょこっと紹介します(^^)/
チンアナゴはすぐ消える
白黒の柄で可愛いチンアナゴや白とオレンジで綺麗なニシキアナゴなど、
砂からひょこっと顔を出してあたりをキョロキョロする姿は癒されますよね(*´ω`)
しかし、ダイビングでチンアナゴをあの距離であの姿を観るのは至難の業・・・
いやむしろ不可能に近いですね(笑)
チンアナゴ系は警戒心の塊なので、うかつに近づくと何十匹ものチンアナゴが一瞬で砂の中へ消えます(笑)
ある程度の距離から姿勢を低くして、大きな泡を出さない様にしてやっと観察できる魚なのです。
タツノオトシゴは見つからない
「昨日あの辺にいたよ!」なんていう目撃情報があれば見つからないってことは正直ないんですが、
目撃情報一切ナシで存在するかどうかもわからない状況でタツノオトシゴを探すとなるとなかり難しいですね(笑)
周りの色と同化したり、海藻みたいなトゲを体中に生やしたり、1cm程度の極小種もいたり・・・
そのすべてを兼ね備えていたり!で、めっちゃめちゃ隠れてるので見つけれたらラッキーです( ;∀;)(笑)
ウミガメには追いつけない
水中でのんびり屋さんのイメージのウミガメ。お食事中に近づいたりはもちろん可能です。
が!いったん泳ぎだすとゆっくり泳いでる風に見えてもかなりの速度です。
僕たちダイビングのインストラクターが本気で追いかけても追いつくどころか一方的に引き離されます(笑)
健闘してもせいぜいウミガメの泳ぐ軌道を変えたりできるくらいですね(‘Д’)
ちなみに筆者は水中で泡の軌道が残るくらい弾丸みたいに泳ぐウミガメを見たことがあります(笑)
他にもたくさん人気者はいますが、ダイビングを続けて経験を積んでいく中で見たい生き物はどんどん増えていくでしょう♪
水族館では味わえない生き物たちの「リアル」が観てみたい!というきっかけが5位にランクインでした✨
4位 漠然と昔からいつかやってみたかった
〇〇な経験をして~というものもなく、ただ昔からダイビングの存在は知っていて「いつかやってみたいなー」と思っていた方もかなり多いですね◎
具体的なきっかけがないとダメなんてことは全くありません(*´ω`)
「いつか」が「いま」に変わるタイミングはどんなものがあるのか、いくつか最近の例を挙げていきます(^^♪
テレビやSNSでダイビングの映像を見たとき
最近は何かしらの理由で1回でもWEBサイトで検索すると、次から次へと検索履歴に関する広告が出てきます。
そんな広告を注視することはなくとも意識はしてしまうようですね(^^♪
友人や知り合いにダイバーがいて話す機会があった
熱心にダイビングについて調べていたわけでもないけど、
たまたまダイバーの友人や知り合いと話す機会があってそこからダイビングを始めて見ることに・・・というケースは今も昔もよくあります◎
全く知らない人しかいないコミュニティに入るのはなかなか勇気が必要かもしれませんが、
知り合いの紹介ならいくらかは気持ちにゆとりができますね(*´ω`)
3位 以前経験した体験ダイビングを今でもふと思い出す
ここからはベスト3です✨
数多あるダイビングを始めるきっかけの中でもかなり多いのが「旅行先での体験ダイビング」の経験です(^^♪
体験とはいえダイビングを一度経験しているからこそ「できそう!」だったり「楽しめそう!」と思える材料になっているはずです◎
体験ダイビングは海沿いのダイビングショップなら基本的にはどこでもやっていますが、
中でもダイビングを始めるきっかけになりやすいと感じた場所をご紹介します!
沖縄県での体験ダイビング
やはり圧倒的に多いのが沖縄県全域です✨
ダイビングスポットの数も尋常ではないので、ダイビングライセンスを持っていなくても沖縄旅行=体験ダイビングとなるケースも多いです(^^)/
有名な体験ダイビングスポットも多く、特に人気なのは恩納村・青の洞窟ですね!!
体験ダイビングだからといって侮れません(笑)
誰がどう見ても青の洞窟は綺麗です✨
海外での体験ダイビング
グアム、ハワイ、タイ、フィリピン・・・言い出すとキリがありませんが、
このコロナ禍前までは旅行先の候補に海外が挙がることはよくあるお話でしたもんね(笑)
また海外旅行が普通にできるようになるまでにダイビングのライセンスを取って練習しておきたい!
という方も多かったです✨
和歌山県での体験ダイビング
意外と多いのが和歌山県での体験ダイビングです。
関東エリアならここが伊豆半島に置き換わるのかなと思います◎
和歌山県の中でも特に串本町は本州で一番南に出っ張った土地なので、
綺麗な海で体験ダイビングを楽しむことができることで有名です(^^)/
車で日帰り旅行感覚でも全然可能なので病みつきになって何度も体験ダイビングに通う方もいるそうです( ゚Д゚)
2位 新しい趣味が欲しくて、水泳の経験を活かしたかった
惜しくも2位となったのが「新しい趣味が欲しくて、水泳の経験を活かしたかった」です。
2位とはいえかなり多くの方がこのきっかけでした(‘Д’)
水泳歴が長くなくても「泳ぐのが好き」だったり「スポーツジムでのスイミングの経験がある」だったりのきっかけも多かったです◎
泳げなくてもダイビングは楽しめる?
もちろん泳げなくてもダイビングは楽しむことができます。
泳げるに越したことはありませんが、重要なのは「できそう!」と思えたり「やってみたい!」という気持ちの方です。
実際に速く長く泳ぐことがスポーツとしての目的である水泳と安全に楽しむことが目的のダイビングでは、
長い目で見た時にダイビングの方が簡単という意見もチラホラ(^^)/
もし泳ぎが苦手で不安な方はコチラ☟の記事も読んでみてください(*´ω`)
泳げなくてもダイビングは楽しめる◎
1位 体力がなくても、ずっとできるスポーツの趣味が欲しかった
栄えある第1位は「体力がなくても、ずっとできるスポーツの趣味が欲しかった」です(^^)/✨
なんとダイビング経験一切なし、見てみたい景色もまだ未知状態、
なんならド直球に「長く楽しめる趣味ならダイビングじゃなくても何でも良かった」と正直に言ってもらえる方が最も多いです( ゚Д゚)
そんなテキトーに趣味決めていいの?
と思われる方もいるはずですが、ダイビングインストラクターとしての筆者の意見は「とてもイイきっかけ」ですね!!
理由を紹介します(*´ω`)
長く楽しむことが本当に大切
ダイビングは運動能力を高める必要は特にありません。
必要になってくるのは「器材」を正確に扱う能力になります。
普段の生活には関わりのない特殊な水中器材を正確に扱うためには、
何度も使って慣れていく方法しかありません💦
そのため楽しむためにはまず器材の扱いに慣れるために続けること、
つまり長く楽しんでいく意識が最も重要な要素になってくるわけです(*´ω`)
最初の段階で「初めからうまくできる自信はないけど続けたい」と思ってくれている方は必ず近い将来ダイビングを楽しむことができるでしょう(^^♪
ダイビングを続けていく中で身に付けるスキル
ダイビングは数を重ねるごとに感覚は研ぎ澄まされていくものです。
一朝一夕では身に付けることが難しいスキルに中性浮力というモノがあります。
中性浮力に関する記事はコチラ☟
中性浮力のコツをご紹介◎
これらもダイビングを続けることで習得することのできるスキルなので、
継続は力なり、ですね!!
ダイビングを続ける上でのペースについて
せっかくなので趣味にしたいけど、周りのダイバーさんはどんなペースでダイビングをする人が多いのでしょうか。
これについては人それぞれと一言でまとめることもできますが、望ましいペースというモノももちろんあります◎
説明するとかなり長くなってしまうので、ダイビングのペースについて気になる方はコチラ☟の記事を読んでみて下さい(=゚ω゚)ノ
ダイビングの気になるを解説~どんなペースでするのが普通?編~
まとめ
ダイビングを始めるきっかけについてのTOP5は
1位 体力がなくても、ずっとできるスポーツの趣味が欲しかった
2位 新しい趣味が欲しくて、水泳の経験を活かしたかった
3位 以前経験した体験ダイビングを今でもふと思い出す
4位 漠然と昔からいつかやってみたかった
5位 水族館が好きだけど、もっと間近で生き物を見たかった
という結果でした(^^♪
ダイバーさんにはみなさんそれぞれきっかけがあるかと思いますし、
そこに正解も間違いもないはずです(*´ω`)
この記事を読んで頂いた方の中に一人でも
「きっかけなんか何でもいいやっ、とりあえず近所のダイビングショップに行って話聞いてみよ~」
と一歩踏み出すきっかけになれば幸いです✨